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外資に乗っ取られるというのは日本人の命もろともということなのだろうか、西友は29日、錦糸町店を皮切りに米国産牛肉の販売を再開した。
米国産牛肉の危険については何度も書いてきた。 いちおう下に要点をまとめてみた。全て御存じだろうか。 1. アメリカではいまでも肉骨粉を食べさせている 2. 全頭検査は100グラムあたり1円値上がりする程度なのに検査を行わない 3. 特定危険部位の除去はきちんと行われていない 4. そもそも特定危険部位を除去しても安全とはいえない 5. 年間20万頭以上のよろけ牛が出現している 6. 激増するアルツハイマーの死者の中に本当の死因がBSEである人が一定数いる 7. 自分だけ米国産牛肉を避けても、輸血で感染する 上の方は常識なので下の方の話だけ過去の記事にリンクをつけた。 ◆ 政府ははなっから頼りにならない 「すき家好きやブロガー同盟」は、政府は頼りにならないが企業はまだなんとかなるのではないかというスタンスで考えたものだった。 どうして政府が頼りにならないかは考えてみればすぐにわかるが、アメリカの持つ情報を開示でもされれば簡単に失脚する程度の後ろ暗い政治家ばかりだからだ。アメリカに睨まれると簡単に失脚する、田中角栄にを見ればそれはよくわかるから、中曽根元首相はアメリカに土下座することによって政治生命を維持してきた。アメリカがロッキード事件の嘱託尋問調書という紙を一枚送りつけるだけで簡単に首を切れる、アメリカ言いなりの安い召使い、本来ならさっさと葬り去られてもよかったはずのゾンビのような人間である。「ロンヤス関係」とは論外に日本を安売りする関係の略である。そんな政治家をリーダーと信じて国を任せてきたために、日本は政治も経済もぼろぼろになりつつある。そして最後は政治や経済どころか、命そのものまでボロボロにされる、それが狂牛病でありタミフル事件だが、拉致問題を利用して国民をだましつづける政治家は国民の命をエサに国民の命を売るという醜悪な段階にまで達した。 だけど日本の企業は捨てたものじゃない。だから企業に期待しよう、それがすき家好きやブロガー同盟をかんがえたきっかけだったが、それをもつぶす、という政治家たちがいることを忘れていた。 一時期株が暴落して、やがて持ち直し始めたころ、小泉首相は、外資の方がよくわかってくれている、外資歓迎、というようなことを言っていたが、その結果、多くの企業の株式のほぼ半分を外資が押さえている。完全に買われてしまった会社もたくさんある。 西友もウォルマートの子会社であり、もはや上の決定には逆らえない日本政府と同じ状態になっているのだろう。金、権力というものは、人を殺すことも平気にさせるほど魅力的なものなのだろうか。 ◆ 毎日が投票行動だ 我々は、政府が変なことを始めても、次の選挙まで待たなければならず、その頃までにはいろんなことがありすぎて、怒りを忘れてしまう。しかし、企業のよい点は日々我々の評価を受け入れてくれるところである。企業はやはり我々の味方だ。 西友の決定が間違っていたことを教えてあげられるのは私達自身である。我々は毎日投票行動をしているのである。イラク戦争を進めたがる、欠陥車で問題になる製品を作り、環境破壊博覧会をやる自動車メーカーの売上げが落ちれば、ブッシュ政権に献金する薄汚いネズミの徘徊する遊園地にお金を落とすのを止めれば、魔女のようなマークのコーヒー屋のコーヒーを飲むのがまるでエグゼクティブであると、似合いもしないモンゴリアンが勘違いするのを止めれば、世界は明日から変わる。 ◆ 消費は感情である ときどき、消費行動にそういう感情を入れるのはおかしいという人がいる。私は反対だ。消費というのは私たちが買うことによる気持ちよさ、所有することによる気持ちよさ、使うことによる満足、これらの総和としてあるのだ。例えば、ハイブリッドカーを買えば「地球にやさしい人」と勘違いしてくれる程度の人に見栄をはる気持ちよさを味わいたい人は、トータルで環境に悪そうな高い乗り心地の悪い車でも買って、満足に浸る。そういう消費行動は無知と誤解に基づくものであるとしても、ありうることだ。 少し高くてもフェアトレードの製品を買い、少しはいいことをしたかな、と思うとコーヒーが一層おいしくなる、それはそれでいいことだと思う(こちらは無知と誤解に基づく消費行動ではない)。 遠慮することはない、もっと消費に感情を持ち込もう。自分が主権者なんだから堂々ともの言う消費者になろう。
by luxemburg
| 2007-03-30 21:48
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