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by luxemburg
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韓国の全国紙、中央日報の社説が国際性のない韓国人に対して戒めているが、これはある程度日本にも当てはまるのではないか。現在の日本と韓国のどちらが上という議論は別にして、韓国は進歩しようとしているのに対して、日本は大丈夫なのか。
あまり韓国のマスコミの事情に詳しくなく、この新聞が韓国においてどういう位置づけのものなのかは知らないけれども、読む限りで、第一印象は日本のマスコミよりはマシ。韓国のマスコミは、世界の報道の自由度ランキングでは日本を引き離して「先進国」入りしつつある。にもかかわらず、韓国のインターネット市民新聞である「オーマイニュース」の成功は、韓国のマスコミが真実を伝えないことに対するいらだちが背景にあるという。 日本ではマスコミが韓国以上に真実を伝えない上に、新聞やテレビに簡単に乗せられて右往左往する。私のまわりの人に聞いても、いまだに「北朝鮮が出してきた横田めぐみの遺骨は鑑定により偽物とわかった」というガセ情報を信じている人がいるレベルである。 田中宇の国際ニュース解説などにも、ロシアや中国のマスコミはひどいものだが、国民はそれを鵜呑みにしない、などの記述がある。 先に中央日報の社説から。 【社説】外国人が不便な国、誰が投資するのか 外国人は我が国で暮らすのはとても不便だという。国内事情に暗いから冷遇され、ひどくぼられる場合が多いようだ。消費者保護院が3カ月以上国内に居住した外国人(不法滞留者除外)に聞いた結果、品物などを購入し、不満を感じたとか、被害を受けた外国人が41%に達した。こうした被害を受けてからも外国人の55%は「あきらめる」と回答した。家賃を国内人より高く払い、2年分を前払いで出させられる外国人もいる。外国語の案内文が不足で迷うのは日常茶飯事で、病院へ行けば言葉も通じなくて医療事故を心配する。 職場、留学、移民などで3カ月以上国内に居住する外国人は53万人に達する。ここに観光、事業目的の短期滞留者と不法滞留者を合わせればさらに多くの外国人が私たちとともに暮らしている。彼らが不信と憎悪の感情を持って母国に帰る状況を考えてみよう。外国に出ている韓国人同胞、企業家、留学生たちにブーメランになって戻ってくるものだ。グローバル化時代に外国人に対する排他的態度は後にしっぺ返しされる。 そうでなくても我が国は物価が高い上、言語疎通が難しく、外国人学校など諸般の施設が不足で外国人が来るのを敬遠するという。冷遇に不利益まで遭えばすでに来ている外国人まで離れてしまう。北東アジアのハブとして育成しようとするなら外国人が住みやすい環境から作らなければならない。複雑な規制や固執的官僚主義を打破する必要のある緊急な問題だ。 政府は2003年「外国人生活環境改善5カ年計画」を樹立したが、何の進展もない。日本は外国語応対が可能な病院などを載せたガイドブックを作った。東南アジアでは公務員が外国人に安く電話をかけられる方法を教える。政府は外国語で書かれた生活情報を提供し、外国人被害救済窓口を作るなど社会システムを取り揃えるように願う。 国民も国民だけでは暮らすことができない世の中だという認識を持たなければならない。外国人をカモだと思ってふっかければ、たちまち世界から見放されるだろう。 日本とどっちがいい国、という比較はわからないし無意味だろう。 日本でも外国人研修生の貯金通帳やパスポートを取り上げて安く働かせていた事件が発生した。 日本の学校や家庭は、交換留学生をなかなか受け入れてくれない。学校の先生などは「めんどくさいのに、こっちがやってやってるんだ」という顔をする人が半分くらいいる。留学機関の担当者が学校の先生に「いつもお世話になっております」とぺこぺこしてやっと受け入れてもらい、ふんぞり返っている先生もいる。 ホストファミリーもなかなかなり手がいない。お金が十分ある家でも「よそ者が家の中を歩いているなんて想像できない」などという人も結構いる。子供を高校留学に出す家ですら、自分の子供はよその国でお世話になり、「いい経験をした」といっているくせに逆に外国からの留学生を受け入れたくないという家が半分はいる。 アジアの国で犬を食べる野蛮さを軽蔑する一方、日本では年間何万匹もペットがガス室で処分される。「崖っぷち犬」や「木登りネコ」に対して、「かわいそう、助けてあげて。ほら、がんばれ、もうちょっとよ。あら~ん、よかったわぁ。ダレカカッテアゲナサイネ、はい次のニュース」と善意の現場に同席した満足感をマスコミに手軽に与えてもらう。しかし、その崖の上にたくさんの犬が捨てられていて、構造的にそういう問題が生じていることに対して何もしない。その一方で、人知れず捕獲された犬は、塀の中で檻から出されて、新人の捕獲員が針金の輪っかのついた棒を首にかけてつり上げる、捕獲練習の練習台にされている。なお、崖っぷち犬については活動ニュースさんもみて欲しい。ドイツなどでは捨て犬はない。毎年何万匹も処分される日本からは想像もつかないが、それが現実だ。 先日お玉さんのところでヨーロッパにいじめがないと書いたら、あり得ないことだと思う人がいたようだった。かわいそうに、世の中をよくできる希望を失った人たちの国。誰がやっても政治はよくならないよ、そのエネルギーだけをエサにジミン党は生き延びる。 ま、それはいいとして、中央日報のサイトに書き込まれた日本人(?)の意見から。 ・知れば知るほど嫌いになる国、そうです、それが韓国です。 ・韓国が、嫌われているのはもともと。一度現実を見たら、誰も投資しない。それ以前に、腐敗している国に投資することは金の無駄。 ・韓国人は自分が常に正しいという絶対観念に取り付かれている民族ですね。韓国ではいまだに混血児という言葉が平然と使われているし、女性が単独で戸籍を持つことができるように制度上はなりましたが、私生児を平然と差別する姿勢には何の変化もありません。韓国人がこのような野蛮な態度を取るから、在日を含む韓国人移民は世界中で嫌われているのです。こんな韓国人に対してなら、世界中で韓国人狩りが平然と行われるのも当然のことかもしれません。 ・その通り。韓国が近代民主国家とは思っていない。 ・反日という形で公然と敵愾心を助長し、煽っている国がすみ心地いいわけがない。ライバル心を国力にというつもりだったのだろうがグローバル化の時代にはついていける概念ではない。そんな時代錯誤の閉鎖的な考えを持って「北東アジアのハブ」になろうというのは不可能だ。せめて独りよがりの反日思想と閉鎖的な民族主義、自分はいつも正しく、人が悪いという利己主義を捨てることが最低条件だ。ここの新聞はちっとも捨て切れてないようだが。 ・こいつらの性根は1000年来の「恨」よりねじ曲がった事が原因だ。第一朝鮮には皆仲良くという発想が全くない! 自分さえ良ければいい、人の事などお構いなしというのが朝鮮人の本分だろう。上辺だけの親切など直ぐ化けの皮が剥がれるだろう。 ・外国人を差別し続け、世界にしっかり朝鮮人の糞さを知らしめてください。 ・韓国人にとって外国人とは、カモか賠償請求の相手なんですね(10へぇ) もちろん一部の意見だろう。ただ、「日本が好きです」という若者が7割に及ぶという中に、このように最低の言葉遣いで表現はしないものの突き詰めていくと根拠なく似たことを考えている人が多いことも推測できる。仮想的優越感というものに関係しているかもしれない。 それが一部でもあたっているなら日本の将来は暗い。ここから自分を向上させようとする意欲は全く感じられず、薄暗くよどんだ絶望感しかない。 私も3歳くらいまでは、自分の親が世界で最高で、どうして自分がこの世界一の家庭に生まれてきたのか、不思議でならなかった。そのうち、どこの家庭も似たり寄ったりで、いいところもあるが悪いところもあることがわかってきた。親に感謝はしているが、自分が親の悪いところを受け継いでいることにも気がついて、それが思春期にはとても気になって直そうと努力した。今考えてみたら、ろくでもない家庭は近所にあったが、自分が少しでもよくなろうと真剣に努力しているときは、そんなこと気にならなかった。どこかで成長が止まって、こんなものかなあ人間なんて、と思うようになると、隣近所の悪口を言っては憂さを晴らすようになった。言いながら、自分が悲しいこともよくあった。 「自分はいつも正しく、人が悪いという利己主義を捨てることが最低条件」、この言葉を自分に向けることのない低脳化に対処するにはどうしたらいいのだろうか。
by luxemburg
| 2007-02-01 20:18
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