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by luxemburg
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九条の会



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米下院公聴会で、靖国批判意見続々
 ちょっとタイミングを外してしまったが、一応大事なのであげておかないと。
米の戦中派議員、靖国参拝批判 下院公聴会で次々と



 米下院の外交委員会は14日、日本と中国、韓国など近隣諸国との関係に関して公聴会を開き、戦争体験を持つ長老議員らが、A級戦犯を合祀(ごうし)した靖国神社を日本の首相が参拝することは「モラルの崩壊だ」などと相次いで苦言を呈した。靖国批判は米議会全体の声ではないが、太平洋で日本と戦ったハイド外交委員長(82)=共和党=ら「戦争世代」の議員には批判的な意見が根強い。
 ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者のラントス議員(78)=民主党=は「A級戦犯が合祀された靖国神社への(日本の首相の)参拝は、ドイツのヒムラー(ナチスの親衛隊長官)やヘス(ナチス副総統)、ゲーリング(同元帥)の墓に花輪を手向けるのに等しい」と反発。日本の次期首相へのメッセージとして「戦犯に敬意を払うのはモラルの崩壊であり、日本のような偉大な国家にはふさわしくない」と語った。
 ハイド氏は同神社にある戦争博物館「遊就館」について「日本がアジアを西欧の帝国主義支配から解放したと若者に教えている。戦争を経験した世代として困惑している」と指摘。「この博物館で教えられている歴史は事実に基づかない。修正されるべきだ」と求めた。
 今期限りで引退するハイド氏は昨秋、小泉首相の靖国参拝について「(アジアの)対話が阻害されるとしたら残念だ」と懸念を示す書簡を加藤良三駐米大使に送った。今年4月には、米議会での首相演説の実現には「靖国参拝をしないと自ら表明する必要がある」との書簡をハスタート下院議長に送っている。
 一方、戦後世代の議員からは「独裁政権の中国は日米間にくさびを打ち、我々が過去に注目することを望んでいる」との意見も出た。公聴会で証言した知日派のグリーン前米国家安全保障会議(NSC)上級アジア部長は、同委員会に提出した書面で「日本が歴史を忘れ、戦前のような好戦性に回帰しているという議論は全く的はずれだ」と指摘した。2006年 9月15日 (金) 12:25


 ちょっと感じたのは、A級戦犯というのは、ヒトラーに当たるのかと思ったら、ヒムラーとかヘス、ゲーリンクらしいから、ヒトラーに当たるのは別にいるということなのかなぁ。
 「日本のような偉大な国家」と言われている間にやめろ、というのが常識的な反応だが、まあ常識がある人が日本の政治指導者をやっていたら最初から参拝してないか。

次期首相に参拝中止要請 米大物議員の抗議相次ぐ


 【ワシントン14日共同】米下院外交委員会の重鎮、ラントス議員(民主党)は14日の公聴会で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を非難し、次期首相に参拝中止を要請した。さらに、太平洋戦争中の南京大虐殺の実態を否定する教科書を「日本政府が認めている」と指摘。「歴史を否定する者は(同じことを)繰り返す」と、歴史問題に対する日本政府の態度を厳しく批判した。
同委員会のハイド委員長(共和党)も同神社内の展示施設「遊就館」の太平洋戦争に関する説明内容を修正すべきだと主張しており、米議会の大物が日本側の歴史認識に相次ぎ抗議した格好だ。
11月の中間選挙で野党民主党が下院を奪回した場合、ラントス議員は同委員会の委員長に就任する予定。同議員は第2次大戦中のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の生存者でもある。2006年 9月15日 (金) gooサイト経由、10:36共同通信より


 やはり教科書検定をやっていると政府が関与していることになるからまずいことになってくる。南京大虐殺を認める認めないより検定自体をやめるべきではないか。


米下院委員長、「遊就館」の展示内容見直し求める
2006年 9月15日 (金) 12:14

 【ワシントン=五十嵐文】米下院国際関係委員会のヘンリー・ハイド委員長(共和党)は14日、日本と中韓両国など近隣諸国の関係に関する公聴会で、靖国神社に併設されている展示施設「遊就館」について、「ここで教えられている歴史は事実に基づいておらず、訂正されるべきだ」と述べ、展示内容の見直しを求めた。
 遊就館をめぐっては、旧日本軍の行為を正当化しているといった批判が日本国内でも出ているが、米議会有力者が公式に歴史観の見直しを求めるのは異例。
 ハイド委員長は「西洋の帝国主義からアジア、太平洋の人々を解放するために日本が戦争を始めたと若い世代に教えているのは困ったことだ。日本の植民地支配を受けた人々は、誰も日本を解放者とは見なしていない」と述べた。


 日本の植民地支配を私は受けていないけれど、私も日本を解放者とは見なしていない。ただ、アメリカの植民地支配を受けている我々はアメリカを解放者とも見なしていないけど。

 さすがにアメリカもちょっと釘を刺しておかなければと思い始めたのかも。ほうっておくとどうなるかについては以前ちょっと書いたが、安倍に任せておいたら日本はぼろぼろになる。アメリカにとっては、日本がどうなろうと痛くもかゆくもないが、日本の崩れ方によっては中国を一方的に利することになるのが非常にまずいという判断だろう。
 靖国神社に参拝するたびに日本に軍国主義が復活している印象を世界に与え、中国韓国の側に世界の世論が味方していく。事実だからしょうがないが、宣伝戦で日本は負けている。そうやってだんだんに世界から追いつめられ、孤立して行く。

 すみません、ちょっとごたごたしていて、メモ程度のことしか書けませんでした。もうちょっとちゃんとしたことを加筆するかもしれないし、ほかのエントリーにいっちゃうかもしれません。
 いずれにしても、靖国神社がおかしいといっているのは中国韓国北朝鮮だけ、とか普段から言っている人はどう思っているのだろう。とおもっていたら、熱湯欲の人たちは何だかTBSが語訳した部分があるとそちらに大騒ぎしているらしい。TBSもこういうときに突っ込まれるとはアホだが、必死でごまかそうという人たちもまた哀れ。


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by luxemburg | 2006-09-16 23:34
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