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小泉劇場のいんちき手品に飽きた熊、八、ご隠居の3人、次の出し物を語る。
熊さん : 次の出し物は、「美しい国へ」だそうで、何だか希望が持てやすね ご隠居 :キャッチフレーズは確かにな。醜い国とか汚い国、などというヤツはおらんからな。 八さん :ということは中身の問題でやんすね。昨日の東京新聞25面に出てた鎌田慧さんの 5月末に北九州市門司区の市営住宅で餓死、遺体で発見された56歳の男性は身体障害者だった。その8ヶ月前から電気、ガス、水道を止められていた。二度生活保護を申請したが、市は拒否していた。 ってえのは、「美しい国」なんですかねぇ。 ご隠居 :鎌田慧さんは、 日本は餓死や孤独死や自殺の大国である。国会の3分の1を占めるに至った2世、3世議員たちには縁もゆかりもない世界かもしれない。しかし、社会保障費を切り捨ててきた「改革」が犠牲者を出しているのだから七光り議員たちに無関係なことではない。 と書いておられるから、そういうことが目に入ることすらないような政治家たち、その人たちが描く「美しい国」ということなんだろうな。まあそういう世界があることは薄々は感じてるだろうが、そういう弱者が消えてくれれば彼らの視界の「美しい国」はより純粋化するとでも思っているかもな。 熊さん :前の戦争での軍人の死者、半分は餓死者だったといいやすが、国内で芸者をあげてどんちゃん騒ぎしていた高級将校たちには、その地獄が見えず、「美しい戦争」だったんでしょうね。姉ちゃんも美しかったんだろうな、ちくしょう ご隠居 :あ〜、これこれ、そういうことを言ってると、女性ブロガーを風呂に入れてやったようなものだ、とか言ってる変態ジジイブロガーと同じレベルになってしまうぞ。 熊・八 :ハハハ、ちげえねえ。(内心:ほんっと、ギャグのためとはいえ、luxemburgって陰湿なヤツだよな〜) ご隠居 : しかし、その話は似てるな。当時新聞でも毎日のように「美しい戦争」が宣伝されてたさ。そしてそれを利用して国民をただ働きさせる、命と労働をピンハネするやつに限って「美しい」なんて言い出すんだよ。メンタリティーはなんら変わっていない。すでに戦争の実態なんて明らかになってきているのに、純粋な若者たちが祖国のために・・・なんて美化してるが、そういうことなのかもしれない。日本の経済は1940年体制、彼らの唯一の憲法は大日本帝国憲法、日本は「天皇を中心とする神の国」だからな。 八さん : ご隠居、予想通り書いてやしたよ、「美しい国へ」に。 「自分のいのちは大切なものである。しかし、ときにはそれをなげうっても守るべき価値が存在するのだ、ということを考えたことがあるだろうか」 やっぱりね〜。本気でまた命がピンハネされる時代が来るってことみたいでやんすよ。 ご隠居 :それは十分ありうるな。集団的自衛権なんて結局のところ、米軍の指揮下に日本軍がおかれると言うことだ。属国の軍隊と言うのはそれはそれは悲惨なものだが、差し出した首相はプレスリー邸で歌くらい聴いてもらえるかもな。 熊さん :なるほどぉ、聴いてもらえないジャイアンよりましってことでやんすね。でも再チャレンジできる国になるんでやんしょ? ご隠居 : 再チャレンジというのは前提がある。たとえばさっき出てきた男性の場合再チャレンジがどう保障される?まず、最低ラインの生活がまず保障され、その上で職業訓練が無料でできて、しかもある程度就職の道が開かれている、そういう社会にするような具体案が安倍さんにあるかい? さらに言えば、格差社会における再チャレンジは世代をまたいでいる。たとえば自分は失敗したけれど、子供はきちんとした教育をつけたやりたい、というのも一種の再チャレンジだ。しかし、どんどん教育は金次第になってないかい?そういう根本的な問題には絶対に手を付けない。格差社会に正面から向きあうことなく再チャレンジといったってほとんどウソといっていいだろう。 それとも、さっきの男性の場合、天国で再チャレンジできるとでも言うかい? 八さん :あ、それ言うかも。安倍さんはずいぶん宗教的なお方らしいですから。統一協会の合同結婚式に祝電を打ってらっしゃるし。 熊さん :信心深いお方でありがたいことでやんすね。 ご隠居 : まあその辺の関連はわからないが、具体的に中途採用などを企業にお願いに行ったなどのパフォーマンスくらいはやってる。 しかしそれも実際には、再チャレンジじゃなくて再シャッフルに過ぎないのさ。 たとえば考えてみなよ。高校や大学野球でデビューしたヤツがドラフトで入団する、その上でテスト生で野村が再チャレンジ、入団して活躍する、もちろん野村が入ったおかげでどこかの正捕手がクビになる。それは再チャレンジさせるためにある仕組みだと思うかい?それともそういう人間がいたほうが球団やプロ野球興業、さらにその話を野球漫画のネタに出来る業界の利益だと思うかい? 八さん : そりゃあ、野球だって経営でやんすから、基本的には業界の利益でしょう。さらに、利用できる限りでは「再チャレンジ」させたやったんだ、って宣伝はまた業界の利益のためにやるでしょう。ってえことは、徹頭徹尾業界の利益ってことでやんすね。 ご隠居 : ああ、もちろん、そのチャンスを利用できる者にとって間口があることは悪いとは言わない。しかし、再チャレンジできるのが企業の側の利益の上にあるとしたら、政治家の言うことじゃない。政治家はあくまでも国民に選ばれる立場である以上、国民の側に立てる人でないと。 ご隠居 : そうだな。「再チャレンジ」も「美しい国」も言葉としては悪くない。しかし、現実を知らない高級将校ではなく、国民の側から見てどうか、そういう視点を持った政治家をきちんと見分けて選ぶことが大事だよ。 結局最後は人間なんだ。経験が不足しているとか政治学を勉強してないとか、ごちゃごちゃ言うヤツがいるが、経験を積んで政治家然とするよりいいし、知識があると思い込む虚構の上に他人はみんなバカ、というような人間よりはるかにいい。 世界的にみて、南米、アラブ、ヨーロッパを中心としてブッシュや小泉、安倍のような政治家は追いつめられてるんだよ。我々日本人は、バイキンマンの兵器に乗せられた手下、いや、手下の家来だな。悪を支えていて、見渡せばまわりは悪ばかりのように見えるけど、仕方がないよ。だって悪の兵器に乗っているんだからさ。でもちょっと外に目をやれば、どっちが追いつめられてるかわかるよ。希望を持ってちょっとだけ頑張ればいいんだ。 熊さん :お、ご隠居、興業が始まりやすぜ。う、こりゃひでえや。日本人は全員召使い役らしいですぜ。 ご隠居 :なんだ、知らなかったのかい。美しい国、つまり美国(アメリカ)へ日本人が何もかも捧げるってストーリーじゃないか。 熊・八 :げ、いんちき手品よりひどい。帰らしてもらいやす。 ご隠居 :残念だな、帰れないよ。召集令状が来てるからな。「美しい国へ」にも書いてるだろ?「国のために尽くす。そういう場をもっと提供していきたい」ってな。
by luxemburg
| 2006-09-06 21:51
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