とりあえず、のブログです
by luxemburg
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本来民主党なんてどうでもいいんだが、この共謀罪が問題になるタイミング、そのうえ韓国がぐっと大人の対応をしてくれた(日本は外交が幼児なみだが、この程度の政府だから、まあしょうがないんだろう)こともあってか、千葉7区、岩国市、沖縄で実にいい結果が出た。特に千葉は、「もとキャバ嬢」という品性下劣な攻撃もあったが、よかった。Takakoさんもレオタード姿で踊っておられることだろう(私が一番品性下劣)。
日本国民の人権も首の皮一枚でつながったか(もちろん、歌いたくない歌を強制されている教員の皆さんの人権を忘れているわけではない)。 このまま共謀罪、教育基本法改定を葬ってもらいたい。 私のところは管理人がまったく知的じゃないので、民主党がどうこうということを分析することはしない。 ただ私は、以前読んだ「オプティミストはなぜ成功するか」という本が結構気に入っている。相当前に書かれた本らしいのだが、題名から連想される、積極思考だのプラス思考だのという宗教じみたものではない。確かフットボールか野球の監督の発言を分析し、監督の談話と最終的なチーム成績の関係を分析した本だった。なかなかその方法が面白かったので、つい最後まで読んでしまったのだが、こういうことだ。 オプティミストかどうかは何かがあったときの反省の仕方にある。決して何かをやる前に、「中国軍なんて士気が低いから数ヶ月で蹴散らしてやる」などと根拠のない強がりをいって、15年間も泥沼にはまることではない。それはオプティミストではなくただのアホである。 そうではなく、事後に、たとえばチームが負けたとすると、「たまたま運が悪かったんだ」というふうに監督が言い、勝ったときには「俺たちは強いんだ」と言うふうに総括するのがオプティミストということになる。負けたときには一時的な要因で負けたに過ぎず、勝ったときには継続的な要因で勝つべくして勝ったんだ、と監督が総括していると、結局長い目で見てそのチームは上向いてくる、という話である。ペシミスティックな総括というのはもちろん、負けたときには継続的な要因で負け、勝ったときにはまぐれだという総括をするタイプの反省の仕方だ。教育ママなどには意外に多いかもしれない。 各チームの監督の詳細な試合後のインタビューの結果を分析し、統計的に、オプティミスティックな発言をする監督のチームはウソから出たマコトで、成績を上げていく、というのがその本の趣旨だった。 だから手放しで喜ぼう。流れが変わってきたのだ。民主党よくやった。 ところでスキャンダルでなく政策論争で勝負せよといっていた自民党、「最初はグー」とかいってた幹事長をどうするのかなあ。「最初はグー、最後はパー」とかかれているブログ(らんきーブログさま)が結構あった、うまい! 武部さんは、これが選挙なんだ、任せておけ、とじゃんけんをしながら練り歩いていたようだけれども、ちょっとやりすぎてしまったのかもしれない。そうやって練り歩いた武部勤(ぶぶきん)さんは、残念だが今回は、ブブキン・フカイウォーカーになってしまったということらしい。 次回はぜひ政策論争で、小泉改革が何であったか、国民の痛みがどれほどたいしたことがないものであるか。コンビニで薬を買えるようになった改革がたった15万人ほどの自殺という改革の痛み程度で実現した、改革をとめずにもっと人口を減らしたい、ということをしっかり訴えてもらいたい。 トラックバックを打たなかったので、タイトルから変えてしまいました。まあ今回は脱力エントリーということで。でも脱力しきれないんだよなぁ。なんか無理してるよ。どこか生真面目なんていわれちゃうしさ。
by luxemburg
| 2006-04-23 23:20
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