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by luxemburg
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田中宇のページによると、イラン戦争が迫っているという印象を受ける。アメリカは、イラクを丸裸にしておいて安心して侵略した、だから、イランや北朝鮮は、アメリカの口車に乗って簡単に武装解除に応じることはないだろう、もし、彼らが核をちらつかせるとしたら、それはアメリカがやらせていると評価してもいいくらいだ。
大体が、イランの核疑惑自体がいんちきだという話まで書かれている。 もう、ここまで話が仕込んである、だからいつでも戦争ができる状態だ。アメリカの景気に従って戦争が始められるだろう。アメリカにとって、戦争はマクロ経済政策に過ぎないからだ。 イラク戦争のときも、イラクがアフリカから核の原料を輸入したという証拠がまったくの偽造であることは最初からわかっていた。こんなばかげたことで戦争なんてしないだろう、と私ですら思った。 しかし、それ以降の残虐な展開、とくに白リン爆弾などの化学兵器をつかった虐殺はこの世のものとは思えない地獄絵図だ。 アメリカの戦争だけじゃない、それとともに、日本の憲法改定、教育基本法改定が日程に上がっている。ばかばかしいライブドア事件にに目を奪われているうちに国民投票法案もまとまっている。 お玉おばさんのところで書いたけど、9条がなくなったら即戦争に巻き込まれる、どころではなく超一流の侵略国家になる。巻き込まれるなどというひとごとではすまず、積極的な侵略国家である。 「9条変えたからってすぐに戦争するほど日本は馬鹿じゃないですよ」とか言う馬鹿がいるが、イラク戦争のときパウエルが「日本は9条があるから、自衛隊は非戦闘地域へ」という「配慮」(?)をしてくれた。つまり、9条がなければ自衛隊は戦闘地域に行くことになる。もちろん攻撃を受ける、そしてそれに対する反撃は「正当防衛であって、戦争とは思わない」というのがどこかの首相の認識だ。それを「戦争」というんだよ。それもわかっていないくらい日本人は十分に、十二分に「馬鹿」なのだ。 日本人はそんな馬鹿じゃないといっているやつが馬鹿な日本人の典型である。 9条でどうやって国を守るんですか、だって?アホか!軍隊が国や国民を守っていると思っているなんてお前の脳みそはお花畑か。9条なしでどうやって日本が侵略国家になるのを防ぐことができるのか。日本は確実に戦争をする、そのために9条を改定するのだ。 教育基本法で愛国心が規定されると、愛国心が法律で決まっているんだから、教えるのが教員の義務だと言い出すだろう。ここの授業内容に立ち入って、愛国的教育が強制される。 考えすぎと思う人がいるかもしれない。しかし、日の丸君が代法制化のとき、これは強制するものではなく、いざこざが生じたときに、校長が板ばさみになって困らないようにするために、法律で明確に決めるだけ、といっていた。ふたを開けたらどうだった? 日の丸君が代が法律で定められているのだから、法律に従うのが義務だ、という流れになって処分すら行われている。まったくの嘘っぱちで強制が始まる。本来「法律で決まった=義務」などということは一切ない。法律でとくに義務が定められるのは特殊な形式の「行政作用法」といわれる範疇の法律に過ぎず、たとえば、休日が法律で定められたからといって、それはそのままでは行政作用法ではないから、「休むことを強制される」ことなどないのだ。 最初からいってるが、ライブドア事件はただの茶番である。いいようにつられて報道しているバカマスコミ、バカグログは、さっさと消えてくれ。 面白くもないオリンピックにまるでドラマがあるかのように騒ぎ立て、ユダヤ人をやっつけて溜飲を下げるようにライブドアを虚業と言い立てる、ライブドアがいい企業であるわけがないが、アホの目をひきつける演出に釣られていたら、とてつもないことになる。 とくらブログはいい。公党が命運をかけて国政調査といっているんだから、やってくれ。そうでないと、政権党は、ターゲットにした相手に対して、好きなように権力暴力を動員して丸裸にできるが、野党側には方法がない。 そして、何も出なければ前原はやめて菅に戻せばいい。前原君ごくろうさま。それはそれでいい流れだ。いいからこの話を終わらせろ。この嵐が去ったとき船がいったいどこに流れ着いていると思う? だめだ、興奮して話が普段以上にまとまらない。このエントリー消すかも。 Webマガジン"Moura"より、魚住昭さんのページを読んでみたら、ますますその確信を深めることになった。日本中がこの病気に感染しているような気がしてきた。
by luxemburg
| 2006-02-22 20:20
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