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なぜ、反小泉ブロガー同盟なのか----再度結集を呼びかける
 今年のまとめとしてはやはり「すき家好きや」でも「読朝る毎」でもなく、反小泉ブロガー同盟だろう。
 同盟員の間には、いろいろな違いがある、個性の強い人も多いし、それがまたこの同盟の頼もしいところでもある。また、同盟員は頭のいい人が多い、どこを読んでもすごいな、と感心することが多いが、その英知をどこに向けるべきか9月11日に自分たちが考えたことを、再度思い出して、みんなで頑張ろう!
 再度、反小泉ブロガー同盟への結集を呼びかけたいと思う。



 正直なところ何に反対しているのか、反小泉といったって、来年やめるんでしょう?という批判もあるらしい。もう一度、今の流れがなんなのか、私なりに考えてみたい。
 小泉首相個人について語る人は多いが、私は彼に特に何も思うところはない。レーガノミクスだってレーガンさん個人が考えたものでも何でもなく、その背景や流れが問題にされるだけだ。だから、問題は、小泉首相を支える流れがなんなのか、というところが問題だ。
 いろいろあるけれども、現状をファシズムとは言わない私からすると、反新自由主義ということにつきると思う(阪神自由主義も大切)。

 新自由主義とは、(なぜ「新」がつくのかよくわからない)、経済に国が介入するな、ということだ。
 そうするとどうなるか、いわゆる福祉国家となる以前にもどるということだが、その頃、つまり産業革命後の先進国は深刻な社会不安に悩まされた。
 イギリスにおける児童労働、フランスでは労働者の平均寿命が20歳代になるという過酷なものだった。よく初期の資本主義はよかったが、あとになって独占などの矛盾が出てきたという人がいるが、とんでもない。市場原理で労働者の賃金が決まるが、それが労働者の生存を保証するとは限らない。
 その矛盾が、ロシア革命をはじめとする社会主義革命として現れた。当然資本主義側の支配層はあせる。だから、社会主義者たちが唱えていた普通選挙制、累進課税など矢継ぎ早に取り入れていって、社会主義革命の連鎖を防ごうとした。決して、人権や博愛から弱者を保護したくてとった施策ではない。
 しかし、ソ連崩壊後、社会主義革命の恐怖が去ってしまえば、何のことはない、また元の自由主義に戻そうという動きが出てきた。実際アメリカの所得格差は今や累進課税導入の前の水準になっているという。そうなっても、ナチス時代のドイツなどかわいいものだといえるほどのマスコミ統制、浸透、さらに軍事力の圧倒的な差で簡単に社会主義革命が起こるとも思えないことから、この新自由主義はいっそう進んでいくだろう。

 ではなぜ小泉政権が圧倒的な反対に遭わないのか。
 小さい政府というと聞こえがいい。税金が安く、身軽で、国家が権力を振るわない政府のように思える。だからそう反対は受けないのかもしれない。

 しかし、実は正反対のことをやっているのだ。
 国家の経済への介入については、ミクロとマクロがある。マクロについて薄く、ミクロについて手厚く、というのがヨーロッパの先進国の流れといえる。

政府の役割   ミクロ マクロ
  EU     ◎   ×
  日本     ×   ◎


 (ミクロ、マクロについてわかる人はとばしてください)
 ちょっとここでミクロ、マクロについて。経済学でミクロ、マクロというと、微小なのがミクロ、巨視的なのがマクロ、と大きい小さいの問題で考える人もいると思う。それも一面だが、もっと大事なことがある。
 ミクロというのは最適な資源配分のことをいう。普通は市場がそれをやってくれる。
たとえば、いらない物の供給はどうやって減るか、それは誰も買わないから価格が下がる、そうすると、作る人が減る。しかし、市場で何でもうまくいくのか、公園は誰が供給する?灯台は?、という問題が生ずる。そういうのを市場の失敗(失敗の例はほかにもある)というが、そういう場合に国が市場を補完して公園を作ったりすることにより、ミクロ的な役割を果たす、ということになる。
 マクロというのは個々的にどういう財を国家が供給するか、ということ、すなわちミクロ的な観点を捨象して、全体としての景気や失業を問題にする。失業を無くすために、何かの公共事業をするのは、国家がマクロ的な役割を果たす、ということになる。
いりもしない公共事業をやって景気をよくするのはマクロ的には意味があるが、ミクロ的に無意味ということになる。本当に必要な社会資本の整備は、ミクロ的に意味があるが、もし同時にそれで短期的な景気回復にもなるとすればマクロ的にも意味があることになる。


 マクロという点では、国家の介入は多くの人が疑問を投げかけている。
 1930年代には、不況の時に国が事業をやれば、失業が一時的に回復し、雇用された人が給料をもらってそれを消費する、そしたらまた誰かの給料になって、というふうに無限等比級数的に拡がっていく(投資乗数の理論)と考えている人もいた(いわゆるケインズ派)。それは、思ったより市場は価格を通じてすばやく受給を調整をする力を持っておらず、本来であれば価格がさっと下がって需要があるのに、価格が下がらないため、潜在的な需要にとどまる(有効需要とならない)とされた。だから政府がとにかく支出をする、とされた。
 それに対する批判は非常に根強く、価格の調整力への信奉、人々がそういう政策に欺されない、などの考えるがでてきた(マネタリズム、合理的期待形成派)。さらに、一国だけでなく、外国貿易なども考慮に入れると、変動相場制では為替の変動が政策の効果を吸収してしまう(マンデル・フレミングの法則)と考えられるようになって、じつは、不況の時に公共事業といっている人は、Y染色体などといっている人と同じくらい非科学的な人とされるようになった。
 もちろん、自民党などもそういうことは知っているのだと思う。ではなぜ、公共事業をやるか、それはキックバックをねらっているだけのことだ。そしてこの面では日本は非常に巨大な支出をして、無駄遣いを続けている。日本が共産主義国家といってもいい、といわれるのはこの官製経済の巨大さ(特別会計や特殊法人の問題)をいうのだ。
 ヨーロッパでは基本的にマクロ的な意味で国家が経済介入することは非常に少ない。勝手なことをして、通貨供給量も利子率も簡単に動かせないからだ。

 逆にミクロという点では国家の介入が求められる。たとえば、防災のサービスなどは簡単に市場原理ではできず、国家がしっかりと役割を果たさないとニューオリンズのような悲劇が起こる。ところが日本で行われているミクロへの介入はサービスの提供というよりも、細かい規制などの介入にすぎず、民間経済の足を引っ張っているだけだ。規制緩和がなされていないという点でまたまた共産主義国家である。

 多くの人はマクロ的な公共事業という無駄遣いをやめつつ、ミクロ的な意味で必要なサービスの提供はきちんとしてもらいたい、と思っている。ところが、改革の名の下に、実は正反対のことをしている。自分たちの権益は守り、国債発行額30兆円を切ったと言いながら財投債を発行し、結局のところ借金はどんどん増やしている。道路公団民営化といっても、無駄な新規着工を抑えるしくみは基本的にない。
 一方、郵政民営化の時に、公務員がへります、といってみたって、前にも書いたとおり、隣町に出しても九州から北海道に出しても同じ郵便料金というのは、市場原理には合わない。ミクロ的な意味でのサービスを切り捨てているのだ。

 これから本当に多くの人の財産、生命が危険にさらされる。そんな国にしたくない、そう思って反小泉のもとに結集したのではなかったか。
by luxemburg | 2005-12-28 22:40 | 過去参加していた同盟
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