とりあえず、のブログです
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米国産牛肉の輸入再開、韓国の視察団は、安全性が確保できていないと判断して輸入を停止したのに、日本の視察団はどうせ(2006年6月段階)行く前から事前に用意された結論を読み上げるだけだろう。
どうすればいいのか、80%の人は米国産牛肉の輸入再開に反対なのに、それでも日本政府は国民の声を聞かない。 こんなに頼りないというより、一体誰のためにいるのかわからない政府にかわり、我々自身がしっかりすればよい、それが「消費者の選択の問題」ということなのだろう。 しかし、牛肉の流通過程について国民一人一人が調べることなどできるわけがない。そのために国があるはずなのに、それをやってくれない。では、どうしたらいいのか。とりあえず、肉の流通過程などある程度調べることが可能な食品関連企業を応援することによって我々自身の安全を守ろう。 いい仕事をしている職人、企業はたくさんある。それこそ命がけでVHSを開発したり、家庭用パン焼き器を研究したり。プロジェクトXを見なくたって、そういう会社がたくさんあることはわかる。そういう企業に対して、一消費者として「がんばれ」と言ってあげたい。他人の開発をマネシタだけの製品は買いたくない、私はいつもそう思ってきた。 きっこのブログより 構造偽装問題に関連して、多くの職人さんが「お客さんはお金のことだけを言う、どんなにこちらが『いいものを作ろう』と頑張ってもそういうところは評価してもらえない」と嘆く、ときいた。もちろん、今回の偽装事件は、偽装した業者だけの問題ではなく、建築基準法の改悪、業者から政治献金をもらっていた政治家を巻き込んだ国家的に深刻な問題である。しかし、我々自身がまじめで仕事を愛する本物の職人さんを嘆かせるような消費者であり、「安ければ飛びつくだろう」「見た目だけきれいにしておけば大丈夫だ」と思われていることも今回の事件に無関係とはいえないだろう。 消費者・国民としてとしてどうすべき?うまくいえないが、私たちに必要な消費者としての態度は、だからといって何でも疑ってかかるということではなく、いい仕事に感謝し、正当な報酬を支払う、という気持ちではないかと思う(私は宗教団体に属していないので誤解のないように)。 職人だって、企業だってお客さんの喜ぶ顔を見るのはうれしいものだ。私自身が消費者に応対して、「頑張ってよかった」と思うことも多い。 だから私は、宅急便の配達の方に対しても「ご苦労様」ではなく、相手がどんなに若いお兄ちゃんでも「ありがとうございました」と言うことにしている。 政治家についてもそうだ。カネまみれの政治家もいるが、ぼろい家に住んで、よく勉強して、信念のある政治家はたくさんいる。見極めはそれほど難しいことじゃない。 政党じゃなく、人柄で選んでるなどとえらそうなことを言っている人がたくさんいるが、本当か?本当に人柄で選んでこんな国になると思っているのだろうか。我々自身が有権者として、まじめで国民を愛する本物の政治家を嘆かせるような国民であり、「改革をとめるな」くらいのごまかしで飛びつくだろう、と思われていることが、世界に恥じたる政治の背景となっているのではないか。 すき家好きやブロガー同盟の皆さんは、簡単にできることだから、どんどん感謝のメールをあちこちに送ろう。すき家が、消費者の安全を考えるというなら、それに対する支持を送ろう。相手だって人間だ、やっぱりしっかり調べて安全が確認しようと思うだろう。どんな企業が育つかは、消費者次第だ。いまアメリカ産牛肉を売ろうとしている企業だって、消費者がしっかりしていれば、対応は変わってくる。 私は、すき家以外の牛丼屋がつぶれて欲しいなんて一切思わない。政治家は、ちょっと古いタイプの会社がつぶれたりすると、「構造改革が進んでいる証拠」だとか「退場していただく」などと平気で言う。私は、逆につぶれたガソリンスタンドのあとを見たりすると悲しくなり、ここで働いていた人はどうなったんだろう、奥さんや子供はどうしているんだろう、と胸が痛い。だから、消費者は愛のある言葉で企業を励まし、企業に変わってもらおう。 実際、アメリカの食肉業者の中には、日本の消費者が全頭検査を望むなら、自主的にでも全頭検査をして輸出したいという企業がちゃんといたらしい(田中宇のページ。「検査するより日本が折れるのを待て」より)。 「国民はそれにふさわしい程度の新聞しかもてない」というのはジェファーソンの言葉、「この程度の国民なんだからこの程度の政府」というのは金丸さんの言葉、「私を支持した国民は自業自得で最後までつきあってもらう」というのがヒトラーの末期の言葉。企業社会は我々自身が作るんだと思う。だから、すき家を支持するのはただ単に今回のアメリカ産牛肉の危険性だけの問題ではない。 消費者次第でいい企業社会スウェーデンのVOLVO社は三点式シートベルトを開発して特許を取ったが、無料で公開した。皆さんの安全のために、ということだったと思う。私がもしスウェーデン国民だったら、ちょっと鼻が高いだろう。企業がそういう行動を取るような国、それを支える消費者が国民なんだよ、と。 一方で、イラク戦争に荷担し、各国に戦争の必要を説いてまわるような自動車メーカーのトップがもし国にいたりするとすれば、これはとてつもなく恥ずかしいことだ。 それもこれも我々次第だ。我々自身がいい企業を育てるのだと思う。 私は「すき家好きやブロガー同盟作ってもいい」と言っただけなのに、過剰な反応が出てしまい、nizan(美しい季節とは誰にも言わせまい・・・・)さんが賛同トラックバックを送ってくださり、そのうえ、川辺よりの朱夏さんがバナーをああしろこうしろとおっしゃるので、仕方なくバナーまで用意し、 ここに正式に 発足 の運びとなったものである。 賛同ブログ----ただいま22。目標あと999978ブログ 塾講師のつぶやき 玄耕庵日乗 へっぶしんのニュースや日記 BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」 川辺より とりあえずガスパーチョ 反戦な家造り 男たちのHAMAS とくらBlog T.N.君の日記 気韻頭日記 雑談日記(つれづれなるままに・・・) 平和・自由・民主主義とインターネット 半共分子の独り言 とむ丸の夢 とりあえず お玉おばさんでもわかる政治のお話 美しい季節とは誰にも言わせまい・・・・ 喜八ログ 90ページの雑記帳Ⅱ(丼・行・ぶろぐ。) ミクロネシアの小さな島・ヤップより Tomorrow is Another Happy フーテンのだいだい憂鬱な水滸伝〜いつかはKONAのMTBへ編〜
by luxemburg
| 2005-12-22 19:02
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これが、マトモな企業じゃないの? マトモな企業がマトモなことを言ってるだけなのに、ものすごく立派に見えちゃうのは、他の多くの企業が、あまりにも腐りきってるからだろう。