とりあえず、のブログです
by luxemburg
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今日、ブログを見てまわり、なるほどと思った言葉を少し。難しいことはいらない、素直に考えればいいだけ、いつもそう思う。
60年前、100点を目指した日本国憲法。いつまでたっても30点くらいしかとれないから、「この答えは古くさい」とごね始め、ついに、「そうだ、10点を合格点にすればいいんだ」と現代的に「改正」する。100点は理想であって、本当はとれないかもしれない。しかし90点は目指したい。 この方のブログテーマからは考えられない論考だけれど、むずむずした状態を何とかしたいという気持ちは同じなのかもしれない。 ブログ:Hotta World:: 「活・喝・勝」 エントリー:アメリカ型小さな政府より 障害をもったことは本人の責任ではない。私の子供は、この法案を理解できるはずもなく、反対の意味すら判らない。「イヤダ」という言葉を発することができない。でも、「イタイ」という言葉は知っている。 小泉メールマガジンの、「 私は、『この郵政民営化よりももっと大事なことがある』と言う人がたくさんいることも知っています。しかし、この郵政事業を民営化できないでどんな大改革ができるというんでしょうか。」と比較対照すれば、今の政治家はいかに血が通っていないかがわかる。 公というものは何のためにあるかがわかっているのだろうか、実際にはこの障害者自立支援法案は郵政民営化と同時進行で7月13日に強行採決されている。小さな政府ときれいごとをいいながら、それは弱者を切り捨てるということなのか。 この子たちには残念ながら「反対」「いやだ」といえない。しかし、同じ人間だから「痛い」のだ、それがわからないのだろうか。 私はこのエントリーに対して、次のようなコメントを書かせて頂いた。 どこかの部族で、本当に障害を持つ方を神の使いと考える人たちがいるそうです。心から信じているので、その子には次々貢ぎ物が届きます。 私は宗教的な人間ではありませんが、科学的に考えても一定の割合で人の生まれ方に違いが出ること、事故に遭うこと、いろんなことが生じます。それをきっかけに医薬や交通の安全が計られたりすることを考えると、我々自身が感謝して当然だといえると思います。 それを宗教ではなく、科学と制度の支えによって実現するのが政治であり政治家であると思います。正反対の人たちを選んでいると法案が出るたびに疲れ果てるほど運動したり、抗議したりする必要が出てしまいます。 ちょっと舌足らずだったが、一定の割合で先天的、後天的に障害を持つ人が現れることによって我々は、その人たちに膨大なコストを押しつけて安全に暮らしているともいえる。しかし、遺伝も確率も考えられなかった時代において、宗教の形を取って非常に科学的な施策が行われていた。神が生きていて、教育と制度の両方をコントロールしていたときはそれでよかった。しかし、神が死んだ今は、それをコントロールするのは我々であり、我々が選ぶ代表者だ。 しかし、我々はこういうことを考えることのできる血の通った代表者を選んできたか、会社が倒産し、失業者が出れば「改革が進んでいる証拠」とにやにやするような政治家を選んでこなかったか。最後は「人」ではないだろうか。
by luxemburg
| 2005-09-08 19:57
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