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誰のための改革か
 どこかのブログの題をパクったような題で申し訳ない。
 小泉改革といえば自殺者の高止まり、中小企業倒産も高止まり、国の借金をおそらく戦後最大に増やした"改革"であり、その間に日本企業は半分外資になってしまうという売国"改革"だったといえるのだが、その改革を象徴するライブドアが沈み、ゴーン改革がもてはやされた日産もまたその評価は逆転してしまった。
 日産といえば、ゴーンのもと、5工場閉鎖、21000人の人員削減、1145ある部品業者を600まで半減という"ドラスティック"な"改革"で"リバイバル"し、「日産が元気だ」などと、手放しに礼賛されるのが常だった。小泉の時代と重なって、改革の旗手のようなイメージも振りまかれ、じっさい2001年には小泉から企業改革経営者表彰がなされている。



 しかし、当時からそのやり方については、コスト削減を冷酷に行うのなら、誰にでもできる、とか、ひどいのになると、フランスの公的資金を使って日産を買い、技術とカネを吸い上げるためのものではないのか、という批判まであった。その中で一時は業績を回復し、役員のボーナスを数億円単位で支給するなど、旧来の日本企業からの脱皮が取りざたされた。
 今はどうなのか。ただ単に業績が悪化している、というレベルではなく、朝鮮日報の記事によると、
 最近日産のある工場では、組み立てラインの車体のボディーに落書きされた跡や、故意に足でけられた跡が見つかった。会社内部の社員が自社の組み立て途中の車に損傷を加えた史上初の事件となった。
というような事件が発生しているらしい。
 こうなってきたら終わりだ、誰もがそう思う。コストの削減という足し算引き算も経営である以上時には必要だろう。だが、会社というのは生きた人間が働き、人生の半分をそこで過ごす生活の場でもあり社会でもある。その生きた人間の場であることを忘れた改革は、結局企業を殺すことになる。
 日本型経営というけれども、実際には諸外国の長命な企業は実質上終身雇用(賃金は年功序列ではないが)であるといわれる。昔結構好きだった本に「晴れた日にはGMが見える」があるが、会社に、そしてクルマに人生を賭け、たたき上げで副社長までになったデロリアンを描いたものである。ちなみにデロリアンはその後、デロリアンモーターカンパニーを設立。話題を振りまいたが、なぜか全米が注目する新車発表会で自慢のガルウィングドアに不具合が発生、一気に評判を下げた。バック・トゥー・ザ・フューチャーがあと半年早く興行されていたら時代は変わっていたかもしれない。
 話を元に戻すと、結局デロリアンはGMに嫌気がさしてやめるのだが、学歴のない彼がたたき上げで副社長まで行けたのである。

 人を切り捨てたりしない、人が生き甲斐を感じ、生活する場でもある企業、そういう企業こそが、長い目で見ていい企業なのではないか。最近外資に対して企業防衛策をどうするかが話題になるが、いったい誰に対して何を守ろうとしているのか。指揮官がアメリカ人ではなく、日本人でなければならないとがんばってみても、その日本人の指揮官が兵士に特攻を命令するとすれば、防衛などチャンチャラおかしい。
 一方で、ドイツのように、労働者が組合として経営者に対抗するだけでなく、会社の意思決定に参加し、職場を守りながら会社をも守るような仕組みもあり得るはずである。
 去年のフォルクスワーゲン社はユーロ高の中、最高益を出したという。もちろんヨーロッパ周辺国の低賃金労働でコスト削減を行うなど、何もかもが理想的な会社だとまでは思わないが、誰のために何を守るのが企業の防衛なのか、再度考え直した上で、日産は以前のようなちょっと愚直でも人に愛されるような製品を生み出す会社となってリバイバルして欲しいと思う。
 なお、朝鮮日報の記事の後半はこちら。読むといっそう日産に早く立ち直って欲しいと思う。

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by luxemburg | 2007-06-28 22:04
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