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がんばったつもりだったが、教育基本法改悪法案が通ってしまった。教育現場はすでに先生たちも子供たちも悲鳴を上げている状態だ。それにもかかわらず、悲鳴を上げるならもっと首を絞めれば静かになるだろう、といわんばかりの法案が何の審議もないどころか、ヤラセで世論をゆがめようとしたこと自体もお金でごまかすような大人たちによって通過させられてしまった。
これから子供たちの教育の自由はさらに制限されることになるだろう。子供たちが人間らしさを持つという当たり前のことが許されなくなる社会。私の小さいころ、戦前を振り返って、多くの子供たちを戦場に送るための教育にしてしまったことを、申し訳ないと語るおじいさんたちがいて、その時には人ごとのように聞いていたものだった。しかし、まさか自分がその「戦前」の大人になるとは思わなかった。 子供たちには、今の政治に責任を負う大人の一人として心から謝りたい。 子供たちはよくわかっているのだろう、多くの大人たちが疲れ切って自殺、過労死、うつになる、あの姿が自分たちの将来であることを。多少なりとも良心のある大人はイーホームズの藤田社長や、植草一秀氏のような目に遭うことを。何の希望も持てない社会を見て何を勉強しろというのか、そう感じるのも無理はない。 こんな社会にしてしまった愚かな大人の一人として、本当に責任を感じている。しかし、責任を感じるだけで終わってはいけないこともわかっている。責任を感じるというのはお金で済ませるというような大人と私とは違う。子供たちが希望を感じることのできる社会を作る、それが私たちの責任の取り方であるはずだ。
by luxemburg
| 2006-12-18 21:02
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