とりあえず、のブログです
by luxemburg
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

九条の会



最新のトラックバック
venusgood.com
from venusgood.com
http://venus..
from http://venusgo..
http://while..
from http://whileli..
死刑制度について考えてみる
from KEN-NYEのめるてぃんぽっと
白バラの祈り
from シネマと書店とライブハウス
肩をいからすアトラス そ..
from ほしあかりをさがせ
松岡大臣の自殺と、安倍政..
from 私的スクラップ帳
[机上の妄想]日本社会の..
from toxandoriaの日記、..
『しんぶん赤旗』集金と並..
from 嶋ともうみ☆たしかな野党 支..
消費税で社会保障を語れるか。
from 花・髪切と思考の浮游空間
死刑FAQ (この記事は..
from 村野瀬玲奈の秘書課広報室
死刑廃止FAQを作ってみ..
from 村野瀬玲奈の秘書課広報室
死刑廃止FAQを作ってみ..
from 村野瀬玲奈の秘書課広報室
光市母子殺人事件の裁判に..
from 村野瀬玲奈の秘書課広報室
めでたさも中ぐらいなり参院選
from 華氏451度
山口県選挙区情勢:野党候..
from エクソダス2005《脱米救国..
人質に取られ壊滅しつつあ..
from エクソダス2005《脱米救国..
それぞれの場所で、それぞ..
from とくらBlog
身近なところから一歩ずつ
from はじめの一歩
今度は安倍首相が自ら消費..
from 日本がアブナイ!
カテゴリ
ブックマーク
以前の記事
タグ
戦争の現場とは
安倍首相、やはり戦争には教育改革でっせ。
 ブッシュは、教育改革「落ちこぼれゼロ法案」で、子供たちのサポートをするため、情報を共有する必要があるとして高校に軍への情報提供をさせる。もし高校が軍に情報提供しなければ補助金が受けられない。およそ為政者がいう「教育改革」とはこのようなものなのかも知れない。



◆ 格差社会は見えない徴兵制社会
 ある日、リクルーターから高校生に電話がかかってくる。高校生は、なんで僕の携帯番号を知っているんだろう、と訝しがりながら電話に出る。両親がいるかどうか、さらにその職業や兄弟構成などすべて情報が筒抜けになっているのは彼にはわからないのだろう。プライバシーや個人情報というのは、政治家たちのそれを守るためにあり、一般の国民にとっては情報が中央集権的に握られる存在にさせられるだけのことである。
 リクルーターは、「君の家の大変な状況はよくわかっているよ、でも君のような素晴らしい人がそのために夢をあきらめるなんておかしいじゃないか、アメリカと軍は君をサポートするよ」などと言葉巧みに誘う。医療保険もない(全米で4500万人は無保険者。アメリカの破産者の半分は医療費が払えないため)状態から逃れ、大学に行ける、戦いたくなければ州兵になればいいじゃないという言葉を信じて応募する。
 ところが、毎月700ドルほど(後である程度上がるが、イラクに行って毎日死と向き合っても月に1500ドル程らしい)の給料の中から保険の積み立て、さらに学費の積み立て(多くの場合、家族への仕送りもあるという)、そして大学に入ろうとするとまず前金として1200ドル払わなければならないという。

◆ やっぱり戦争は人殺し
 そのうえいったん応募したら、頭部を固定して残虐な映像を見せる訓練から始まって、殺人マシーンに変える訓練のオンパレード。その段階でおかしくなるものも出てくる。徹底的に服従心を植え付けられ、愛国心の本体が、実は一部の人間が私益を追求するために一般国民に強制する服国心であることをおぼろげながら知ることになるのだろうが、いったんサインをした以上は命令に背けず、結局イラクに行くことになる。
 イラクに行けば、外を歩くだけで、気が狂いそうになるほどの恐怖が彼を襲う。国防総省が認めるだけでもアメリカ兵の6人に1人は重度の精神障害を抱えるという。ぼろぼろになって帰ってきて、社会に適応できず、精神科の治療を受けるのも困難、結局退役者ホームレスになって行く若者たち(全国350万人のホームレスのうち50万人が退役者)。

◆ 生きて帰ってきても魂の一部が破壊される・・・
 ある青年は愛国心から弟とともにイラク戦争に参加するが、戦争終結宣言が出ても帰れないあたりから疑問を持ち始める。青年が本当の戦争を知ったのはある米軍がある建物をミサイルで破壊したときのこと。さっきまで中にいた、そのときには目を合わせて微笑んだイラク人の女の子の体の一部をみて、思わず写真を撮る。生きている限り永遠に忘れれないため、自分の魂の一部が壊れてしまったこの日をいつまでも記録するため。
 その時に彼は知った。人間の魂を壊してしまうものが戦争なんだと。そして自分は永遠に許されないだろう、次に死ぬのは自分かもしれないがそれは当然の罰だと。
 それでも彼は帰ってきた、しかし彼の弟は小さな箱に入って、軍からの12000ドルの小切手とともに帰ってきた。

◆ 市民同士、国が違ってもわかりあえる
 彼は戦争について語り始めた。アメリカで、そして日本でも。
 広島では、原爆資料館に行って、そこで起こったことを初めて知ってショックを受けた。アメリカでは実際に起こったことなど習っていないという。
 「原爆資料館で焼け焦げた子供の写真を見たときに、イラクの女の子の姿と重なった。僕はもう壊れてしまった。でもこれからの子供たちにとって一番幸せなのは、戦争のない世界だ。そのために自分は残りの人生を捧げよう、そうすることで、弟や他の兵士たち、イラクの人々の死が初めて無駄にならずに価値を持つんじゃないかって思うんだ。」
 被爆者たちが彼のところにきて言ったという。「あなたのやっていることは大切な、勇気のあること。ありがとう」。「僕はこんなに無知だったのに、アメリカ人の無知のせいで彼らが被爆したのに、どうしてお礼を言うんだ、僕は彼らの顔を見られなかった」。

 今も米軍は、戦争のシミュレーションゲームを作って多くの高校生に配布し、戦争へのあこがれと、「愛国心」の醸成に余念がない。



参考
報道が教えてくれないアメリカ弱者革命(堤 未果 海鳴社)
この間、「死刑の現場とは」が受けたので、今回は戦争の現場とは、にしてみたけど、戦争は戦場で起こっているのだが、アメリカでは日々の生活に戦争が忍び込んできている、それもまた戦争の現場かもしれない。

 著者は、アメリカで「あなたの国は戦争も軍隊を持つことも禁止されてるんだって」ときかれて、9条について説明すると拍手を受けたという。読みながら、何だか一緒になって誇らしい気分に浸らせていただいた。ああ、国を誇れるってすばらしいね。

Blog Ranking
[PR]
by luxemburg | 2006-10-04 23:02
<< 行刑の現場とは  お客さまエントリーシリーズ(... >>