とりあえず、のブログです
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人気ブログ「カッシーニでの昼食」のカッシーニ(皆川ともえ)さんが来年京都府議会議員の立候補予定者(日本共産党)となった。京都府民でないのが歯がゆい思いで、「怪しげな外国人が生意気」発言の知事を選んでしまっている東京都民でありながら恥ずかしいのだが、心より応援したい。
カッシーニさんとは、お互い「反小泉ブロガー同盟」※のメンバーだったころ共産党党名問題が話題になったとき少しやりとりした。議論していてこの柔軟性はアリか、と思った。 共産党員と名乗って議論をするのは大変なことだろう。個人のブログなんだから党の公式見解とは違う、といいつつもあまりいい加減なことは書けない制約もあるだろう。悪意ある妨害者もいる。もっと厄介なのが、自分の知識(ただし間違っている)をひけらかすのが主たる目的で、高みから教えるようなスタンスをとりながら、「反小泉」なのか「半小泉」なのかわからない、どういう意図かよくわからないもの、その上「若い」「女」ということばかり書いたり、さらに昔お風呂に入れたやったようなものだ、などと書くセクハラまがいの変態じじいも現れる始末で、何重にもいやな思いをされただろう。なのに、とても誠実に対応されていた。 私はもちろん、相手が女性であるだとか若いだとかあまり議論のときに考えなかったが、それでも私の言うことがどういう意図なのか疑いたくもなるだろうし、私がともえさんだったら、相手にしないかもしれないがこんなに誠実でいいの(コメント欄の1番参照)という馬鹿正直さ。 この一件で、日本共産党のイメージが変わった、こんなに誠実なの、というコメントも結構見た。 結局いろいろあって、私が今思うのは、やっぱり人間の社会を動かすのは人間だということ。月並みで申し訳ないけれども、偉そうなことをわかったように言ってみても、それを裏打ちする人間性が一番大事だということがよくわかった。ともえさんのような人に政治家になってほしい、当時熱い思いをもってストップ小泉に集まった人たち、その思いを引き継いでいるUnder the Sunの人たち、それは共産党を支持するしないにかかわらず、共通の思いではないかと思う。 日本共産党は何度も言う通り、世界のキャスティングボートを握っていると考えている。その日本共産党がこの人材を持っているというのは捨てたものではないと思った。 ※反小泉ブロガー同盟 2005年10月4日に「世に倦む日々」さんが提唱された、反新自由主義、反小泉を掲げるブロガーの集まり。9月11日の総選挙の後、危機感を持ったブロガーたちが集まった。 草創期の中心メンバーを含む10人以上が発起人により一方的に除名され、その中には発起人が書記長をお願いしたいとまでいっていた「雑談日記」さんも含まれる(雑談日記さんの除名のときのエントリー)。私も突然ある日名簿に名前がないので驚いた。民主主義も告知と聴聞原則もない世界だった。 私は、「改革ファシズムを止めるブロガー同盟」ではなく、「改革ブロガーを止めるファシズム同盟」かもしれないと考えるようになった(座布団何枚?)。もう昔のことなので記憶のはるか彼方に行ってしまっているが。 カッシーニさんももはや全く相手にしておられないようで、新装開店したブログでもバナーがなく、無関係と考えておられるのだろう。私も全く訪れていないので、どうなっているか知らないが、反戦な家づくりさんによると、現在この同盟の実体はないらしい。だから、もはや批判の対象ですらないが、こういう悲しいことがネットで起こりうることと、自らも一時は名を連ねた不明を恥じるばかりだ。
by luxemburg
| 2006-09-05 21:27
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