コメント、トラックバックは移転先にお願いいたします。 |
|
写真は"ゆんフリー素材工房"さまより。背景はThe Momentさまからいただきました。ありがとうございます。
by luxemburg
![]() ![]() ↑AbEnd(アベ・エンド)へのリンク。"とりあえずガスパーチョ"さん作成バナー 最新のトラックバック
カテゴリ
ブックマーク
以前の記事
2007年 07月
2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 03月 2005年 02月 タグ
![]() |
晴耕雨読さんのページは好きなのだが、難しくてたいてい解読できず、トラックバックしようにも自分ところの記事でピッタリ来るものがなくていつもどうしようと思っているのだが、今回は来た。
晴耕雨読さんところが孫引きらしいのでひ孫引き。でもいいんだ、大事なことだから。 元は国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジンだそうだ。 ここからちょっと長いが抜粋して引用。 北九州の小倉に住む 武田正夫さんと、幸枝さんは結婚をした。その後、結婚生活6年目に正夫さんの勤めていた会社が倒産、二人はその日の暮らしにも困るようになっていった。 前年の収入を基準に、二人に課せられることになった国保保険料額は、年間40数万円。夫のアルバイト生活では払えない。 ◆ 離婚 持病のある幸枝さん、正夫さんのアルバイト代だけが頼りとなれば、生活するだけで精一杯だった。困りはてた二人が考え出した結論は離婚。離婚して一人だけの世帯となれば、幸枝さんに、正夫さんとは全く別に新たな健康保険証が交付される。 好きあって一緒になったのだから離婚する気なんて全くなかった。しかし、保険証を手にいれて死を免れるため、二人で泣く泣く離婚した。好きで結婚したのに、と幸枝さんは 離婚を泣いていやがっていたという。 ◆ 構造改革特区 北九州市は、この後に、小泉構造改革特区の募集で全国でも構造改革特区一番乗りをしたところ。 小泉構造改革のもとで、失業などで困りきっている市民に対して情け容赦なく国民健康保険料を徴収し、すこしでも払うのが遅いとちゅうちょせずに保険証をとりあげる「モデル市」となった。この特別区でうまくいったことはすみやかに全国に広げるようにせよと米国から強い圧力がかかっている。 結局、幸枝さんはのちに小泉構造改革のモデル特区となる北九州市の市役所によって支払い期限を無期に延長される誓約書を書かされ、支払うことができなかったため保険証をとりあげられ、窓口で10割の負担を支払うようにされた。 そしてついに3月30日に自宅で動けなくなり、救急車で入院し、わずか3日後の2001年4月2日に息を引き取る。まだ32歳だった。 ◆ 全身が病気 病名はバセドウ氏病 糖尿病 胃潰瘍 肺炎 全身出血。死因は衰弱死。 幸枝さんの死後、家の中を泣きながら整理していた正夫さんは幸枝さんがつけていた家計簿のなかに一枚の紙片がはさまれているのに気づいた。 正夫様 いつも具合がわるくてごめんなさい。 正夫ちゃんには いつも迷惑ばっかりかけてごめんなさい。 今の幸枝の体は、いままでで一番つらい状態です。 自分ではどーしようもないくらいです。 だからインスリンうちました。 もし、正夫ちゃんが、かえってきて幸枝がへんになっていてももうあわてないでください。 はっきりいってこんな風なら「死んだほうが楽かも」と思っています。 結局迷惑かけっぱなしでごめんなさい。 いつまでたっても元気にはなれないし、正夫ちゃんにはもうこれ以上めいわくかけたくないの。 何もしてやれん。 病院にも行けない。 手術もできない。 普通に元気にでいいのに。 何でうまくいかんのやろうね 注射打っても生き続けて、私っていったい何者? 人間じゃないよ これからの長い人生、ずっとこのままじゃ気が狂うよ。 "どんたく"楽しかったよ。 ありがとう。 私の出会った人の中で あなたが一番いい男でした。 どんたくは福岡のお祭り。彼女が死んだのが4月2日でどんたくが例年5月3、4日ぐらいにやるから、彼女は約1年前の祭りのことを「どんたく たのしかったよ ありがとう」といっていたのだろう。 死を免れるために離婚・・・。好きな人とそんなことのために離婚するのを泣いていやがった幸枝さん。 そして、幸枝さんの最後の手紙が、これからの日本を暗示している気がしてならない。 「いつも具合が悪くてごめんなさい」「普通に元気にでいいのに」・・・・ うちのばあちゃんが言ってたが、障害のある子供の家はいつも「お国に足手まといですみません、すみません」と謝ってまわっていたという。障害があったので、その子にかかりきりになることもあって、たくさん子供が産めなかった、そのことも「お国に申し訳ない」といっていた。でも、私のばあちゃんは、その子のことが愛おしくて、埋め合わせるようにほかの子を産むことをしたくなかったんだろうな、と言ってた。その子のことを可愛がってやれるのは親しかいない、そんなこともいえず、謝ってまわりながらその子のことを守り、愛していたのだろう。 「具合が悪くてごめんなさい」と謝らなければならない国。「普通に元気でいいのに」、ただそれだけのしあわせが与えられないどころか、自分の病気を謝ってまわらなければならない。これがヨーロッパの平和主義者たちが理想とする世界一の憲法を持ち、幸福追求権を、健康で文化的な最低限度の生活を保障するはずの国の姿なのだろうか。最初から大名の子供に生まれて、自分も大名になる人にはきっと想像もできない世界だろう。 参考記事(毎日新聞:「縦並び社会」より。"患者になれない"抜粋) ◇行政に“縁”切られ
骨を皮で覆った体がベッドに横たわる。記者(32)が腹部に触れさせてもらうと、そこだけスポーツ選手の力こぶのように硬い。 福岡市の男性(63)は昨年11月、全財産の2万5000円を握りしめ、激痛をこらえて病院に向かった。意識は玄関をくぐったところで失う。 10代で大病を患い、重労働は難しい。この10年はチラシ配りのアルバイトをしながら独り暮らし。2年ほど前から年間約20万円の国民健康保険料を支払えなくなった。市から届いた1枚の「資格証明書」で、国民健康保険証を取り上げられたことを知らされる。「死のうが生きようがご自由にという宣告に思えた。それも自分のせいですけれど」 3割の自己負担で済んだ医療費は全額負担に変わった。夏には何日も便が出ず、何を食べても吐いたが「治療代や生活費が心配で病院に行くのが怖かった」と言う。やっとたどり着いた病院の診断は大腸がんだった。 男性が入院する4日前には同様に無保険の女性(53)が運び込まれた。乳がんと分かった。黒ずんだ腫瘍(しゅよう)が大きくなって乳房が三つに見えるまで我慢していたという。病院のソーシャルワーカーは「こういう患者は増えていくばかりだ」と心配する。 福岡市の国保財政は04年度で49億円余の累積赤字。失業者ら国保料を支払えない低所得層が加入して国保の収支が悪化する一方、高齢化で医療費は増えていく。財政の厳しさは全国の自治体と変わらない。 保険証の取り上げは6年前に義務化され、対象世帯数は7月現在で1万7667に上る。保険年金課は「保険料を払わない人への罰則というか……。そうしないと今払っている人に払ってもらえなくなる」と説明し、「負担の公平」を強調する。 (中略) 12月初め、寒波が襲う名古屋市。路肩に止めた車の中で、50代の女性は「子供にうそをつかせるのが一番しのびない」とため息をついた。 国保料の収納率を上げるため、集金に回る国保推進員が市内に140人いる。女性もその1人だ。800近い世帯を担当し、少しずつでも納めるよう説得する。訪問をためらう先は1軒の母子家庭。生活苦で春から滞納している。通うたびに小学生らしき子供がドア越しに「お母さんは留守」「風邪」と繰り返す。 同市の場合、国保加入43万世帯の約6分の1が滞納している。それでも昨年度、保険証を取り上げた世帯はわずか15。収納率は90%台と政令指定市の中でも上位を維持している。保険年金課は「資格証明書の交付は、行政が縁切り宣言するようなもの。市民との接触が途絶え、収納率は上がらない」と言い切る。 国保推進員は夜でも休日でも、接触できるまで訪ね続ける。冷え込みが強まる午後8時、女性は仕事を終えた。「国保は誰もがちゃんとした医療を受けるための最低限の制度。それを守りたいだけです」 ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
タイトル : 新TBC構築について (玄耕庵日乗のワガママ)
私個人があまり閲覧時間が長くとれず極々決まった方々のブログしか巡回しないので、個人的にUTSに希望するものとして、一旦閉鎖したもののやはり話題別のトラックバックセンターが欲しいなと思い、現在新しいものを準備中なのですが、寄稿して下さる方がいないとトラックバックセンターは成り立ちません。 そこで、新しい話題別のトラックバックセンターは必要かどうかメンバーの方にお聞きしたいと思います。是非ご意見お聞かせください。必要と思われる方が少なければ構築する意味がありませんので。 そして必要と思われる方......more
タイトル : football patriotism national..
前回からの続きということですが… そのまえに 日本はどこに行くんでしょうか?…晴耕雨読の「国保崩壊」を読んで心を痛めない人はいないでしょう…何も思わない人がいるんでしょうか…この記事は悲しすぎる…涙腺直撃…F-2支援戦闘機 116億8100万円 F-15Jイーグル戦闘機 102億5600万円 イージス艦こんごう級 1243億8900万円…これだけあれば救えたんでしょうか…べつにどこの誰が議員になっても、総理大臣になってもいいから、こんな悲しい事がなくなればいい…ヒデブ・アベシはわかってるんでしょう......more
タイトル : 裏社会のトライアングル
1.自民党は桃太郎 図書館で借りてきた土屋彰久著「自民党が負けない50の理由」を読みました。自民党を桃太郎に見立てています。以下役者の面々を見ますと・・ おじいさん・・アメリカ おばあさん・吉...more
タイトル : 医療改革法案成立&外資保険の進出・・・そしてWC日本代表
今回は、医療制度改革関連法の成立のニュース経由で、外資系保険会社の進出の話と そして最後にチョットと思ったけど長くなってしまったサッカーの話を。> 14日、医療制度改革関連法案が参院で議決され、成立した。 この法案については、先月に衆院の厚労委員会で強行採決された時にコチラの記事で 取り上げたが、『これにより10月から現役並みの所得がある70歳以上の窓口負担は 2割から3割に、2008年度からはそれを下回る一般的な所得の70-74歳も1割 から2割に引き上げられる。また療養病床の......more
タイトル : 弱者切り捨ての社会に突入しています。
今年の4月に医療の診療報酬が 改定 改悪され、医療機関でのリハビリが、医療機関でのリハビリが、一部の例外を除き「発症から最高で180日以内」という規定になったそうです。 私の祖母は生前、脳溢血で倒れて半身が麻痺しましたが、その後のリハビリによって食事やトイレなどは自分でできるまでに回復しました。しかし、リハビリというものは「発症から180日以内」で元の状態まで回復できるものではなく、継続的にしていかなければならないものだったと記憶しております。 私は医療に関してはまったく知識を持ち合わ......more
タイトル : 「日本の財政は危機的」はガセ
財政再建という「錦の御旗」の元で「国保崩壊」でも紹介したような非道がまかり通っています。諦めてしまう前に、私たちは、本当に日本の財政は危機的なのか、を最初に検証してみることが必要です。 ここでは、経済コラムマガジンから「大衆社会における経済論議」を紹介します。記事内で参照されている2つのコラムも併せてお読み下さい。「日本の財政は危機的」はガセ今日の日本には嘘つきと詐欺師が跋扈している。ライブドアの強制捜査によって、この会社の本業が詐欺ということがはっきりしてきた。堀江前社長は強制捜査を察知......more
タイトル : 年金未納で国保を短縮するという法案は妥当なのだろうか?(..
う~ん・・・(--) クロアチア戦は0-0の引き分けだった。もし、これがオーストラ リアに勝って既に勝ち点3をとった後の試合であれば「これでもいい。よくやったかも」 と言えるかも知れないのだが。 やはり、ワールドカップで勝つのは、本当に本当に難しい。 川口のPKセーブという奇跡的なスーパープレーがあっても、点数を入れられなければ どうしようもないところがある。 <サッカーの話はまたあとで。> 今回は「国民年金の保険料未納者には、国民健康保険の保険証の期限を短縮する」と い......more 特攻隊として若くして散った者に涙を流す小泉首相へ。あなたは幸枝さんの死を知らされたら、この二人の不幸に涙を流すのでしょうか。それとも、「改革が進んでいる」と胸を張るのでしょうか。それとも、ほかにとるべき態度がありますか? 追伸: この話、まさに晴耕雨読さんのところで読んでそちらですでにコメントもつけたのですが、ここでは別の角度からコメントいたしました。 今、そのメルマガの紹介文も見ました。「マスコミ関係者、政治家も多数愛読」とあります。そのマスコミ関係者はこれを報道したのでしょうか。その政治家はこの「改革」の「成果」に苦い思いを持ったのでしょうか。それも知りたいと思いました。 先日、きくちゆみさんの講演で9.11以降、愛国者法が早々と制定されたこと。今のアメリカでは健康保険に入れてない人が4500万人、飢餓状態にある人が3100万人居るということを知りました。「改革」という名の改悪がこのようなアメリカの状態を目指しているのは明白なのです。もうこのあたりで食い止めないと自分の健康も守れないと思います。 こんな話は気が滅入ってきますね…郵便職員27万人に改革に反対する抵抗勢力って、囲い込んだんですから。次は誰を抵抗勢力っていうんでしょうね…だんだん、嫌になってきましたね…楽しい事だけに目を向けようかなぁ sr400yoshiさまこんにちは。 気が滅入る話が多いですね。ほんと、サッカーでも楽しんでいたいです。 ヘンリー・オーツさんこんにちは。 アメリカは医療費だけはすごくかかっているらしいので、日本よりもっとひどく、だれかがガッポリもっていっている状態なのでしょうね。それでもいまだにアメリカに目が向いている人がいるようですから本当に不思議です。 こんばんは、luxemburgさん。 国保崩壊のこの記事、勝手に引用させていただきました。 本当に酷い国になったものです。 だんだんひどくなってきた、だけでなく、こういう話が多くて、平気になってしまっているような気がします。痛みに耐えるとか、競争原理とか勝ち組負け組とか簡単に言いながら、現実に起こっていることへのリアルな認識が欠けているかんじですね。日本人のそういう気持ちの点も危機だと思います。
|
検索
最新のコメント
お気に入りブログ
おすすめキーワード(PR)
ファン
![]() SOBAさん作成バナー↑ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||