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この言葉が気に入った。雑談日記さんで、紹介されていた、関岡英之さんの話。
竹中大臣が、「拒否できない日本」について、大した根拠がないどころか「何の根拠もない」、とテレビの対談で言い放ったそうである。それを田原総一朗が、「何の根拠もなくね、わかった」と応じたそうだ。田原さんは本当に権力者にこびへつらうときは勢いがいい。そういうのを「切れがいい」というのと混同してはならない。 日本の最高裁判所も、けっこう果敢に憲法判断に踏み込む。おお、やるじゃないかと思うかもしれないが、果敢に見えるときは、国の行為を追認するときだ。つまり憲法判断に入ること自体は勢いがよく、合憲判断、すなわち国の提灯持ちをするときも勢いがいい。一方違憲判断(つまり国の行為を憲法的にチェックする)という段階になると途端に消極的になる。ジャイアンに後押しされてのび太をいじめるのは得意だがジャイアンには何もいえない。チェック機構のおおもとがこれだからしょうがない。 話を戻すと、竹中大臣は何の根拠もないというけれども、年次改革要望書は公開されている文書である。その文書を知っていながら「知らない」と答えた竹中大臣はむしろ自分から、痛いところをつかれたことを告白したようなものだ。根拠があることを自分が一番よく知っている。さすがに竹中さんは、学者としての唯一といっていい成果が盗作であるだけのことはある(代替案さんのページより)。政治家としての成果はゼロ?マイナス? 何の話だったか忘れるところだった。田原さんや竹中さんの話をしたいんじゃなかった。関岡さんの文章について。 前にも気に入った文があってエントリーに書いたが、今回気に入った部分はこれ。 自分に従わずに正論をはく者を弾圧し、刺客を放って政治生命まで絶つというのは、控えめに言っても恐怖政治だ。 どういうか、ウィットのきいた、魅力ある文章で、深刻な中におかしみがある。 こう考えると、イラク戦争は控えめに言っても侵略戦争、控えめでなければただの大虐殺ということになろうか(アラブでは戦争というより虐殺というのが一般的な世論らしい)。ダメだ、私が付け焼き刃でまねをしてもおかしみは全くない。
by luxemburg
| 2005-12-16 20:53
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