とりあえず、のブログです
by luxemburg
最新のトラックバック
カテゴリ
ブックマーク
以前の記事
2016年 08月 2016年 07月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 03月 2005年 02月 タグ
|
自民湯というぬるま湯につかる政権党、自民党が支配を続ける理由を、いろんなたとえを駆使して解明する、半分お笑いの本だが、なかなか。 これについて水島広子さん(民主党前衆議院議員)は、このように書いておられる。 私がこの6年間に身をもって体験したこと、そしてうすうす気づいていたことが、整然と書かれています。 プロをしてこういわせるこの本だから、私がどうこういうようなものではないが、「公正な選挙は比例代表制」であり、「小選挙区制にも比例代表制にもそれぞれにメリットとデメリットがあるというような誤解があるが、これは、この国の支配層が全力を挙げて完全比例代表制、ないし比例代表制中心の選挙制度への移行を阻止すべく、御用学者を総動員して比例代表制のデメリットを喧伝しているために拡がっている誤解である」「マスコミは支配層の援護射撃のプロ」など、2004年に書かれた本だが、今回の選挙の経験からみて妙に生々しい記述だ。 笑いどころは、自民党桃太郎説で、どぶから引き揚げた桃太郎にアメリカというおじいさんが初期投資し、財界というおばあさんが実弾「きびだんご」を持たせ、犬(警察及び広域ホニャララ団----あれ、どこかのブログのがうつった)、サル(官僚の猿知恵)、キジ(なんとこれが事実上翼賛している野党だという。なんだかこの間の野党論争を思わせる)が、赤鬼(左翼)、青鬼(環境保護市民)を成敗する、という話だが、おかしくてやがて悲しい、これが日本の現実なのか、とため息をついてしまう。笑って出た涙が何の涙かわからなくなってしまう一冊。
by luxemburg
| 2005-11-15 18:14
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||