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写真は"ゆんフリー素材工房"さまより。背景はThe Momentさまからいただきました。ありがとうございます。
by luxemburg
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この本はBSEについて何か参考になるかと思って読み始めたが、実際にはほとんどBSEについて書かれていなかった。しかし、カウボーイの世界に象徴される牧歌的な畜産業がどのように変わっていったか、というもっと根本的な問題を提起しているともいえ、考えさせられる本だった。ある意味でプリオンがどのように検出されるか、などよりはるかにこわい問題ともいえる。 食肉産業は5つほどの大企業の寡占状態にあり、農家は自分のところで育てるというより、企業からの委託で預かる形式になることが多く、企業は飼料の投入と出荷の比率が悪いと農家との契約を打ち切る。少しでも飼料の投入を減らして、家畜の体重を増やすことを考えなければならない(だからどうしても肉骨粉を手っ取り早く使うという話になるのだろう)。そうして大量生産が可能になると、値段が下がる。そうすると農家の収入が減るので、さらに機械化された方法をとるしかなくなる。そのためには設備投資がいるから、農家は企業から多額の借金をする、そうして大量生産が可能になると、ところがそうしているとさらに値段が下がる、飼育環境はますます悪くなる・・・ 農家は系列化されてしまっているので、ちょうど「消費税分はかぶってね」といわれる下請け産業のようなもので、よそとの契約の可能性は事実上なく、我慢するしかない。アメリカ人が払った食費のうち農家に入っているのは、以前が40%近かったのに最近では19%だそうだ。 抗生物質についてEU、オセアニア、日本などのような規制が行われておらず、スーパーの挽肉を検査したらその20%にサルモネラ菌が検出され、しかも菌の80%以上が抗生物質に対して何らかの耐性をもつ菌である、など。 精肉工場の現場はスペイン語とベトナム語の世界であるとか、離職率が年間100%近い、下手をすると250%のところもあるとか。 アメリカ全部がニューオリンズ化しているのか、という印象を持ってしまう。 食肉産業を牛耳る大企業以外は、農家も労働者も年収二万ドル前後の収入しかなく、皆最低ラインに近い生活を強いられており、まさに労働価値説のいう、労働力商品の価格は、その労働力を再生産するのに必要な最低額、という世界がアメリカに実現しているともいえそうだ。 ごく最近中国のキムチ(これは韓国向けのもの)に寄生虫が発見されたと問題になったが、これは中国などはまだまだ「遅れている」と片づけることも可能だ。 しかし、たとえば未開の土地で医療が遅れていて、文明国なら助かる人が死ぬ、という場合、それはもちろん悲惨だが、いずれ何とかなるのではないかという希望もある。一方で、盲腸にかかると300万円の医療費がかかり、それが払えないで死ぬ人が少なくないというアメリカは日本の「改革を止めるな」の先にある姿なのかもしれない。 進んだ国々は皆同じかと思ったら、ニュージーランドでは、大量生産方式とは異なる職場環境であり、ドイツなども劣悪な飼育環境の農家には補助金が出ず、さらに2010年までに国内農業の5分の1は有機農業化するなど、必ずしもそうではない事情が紹介されていた。 中国は、農業重視の5カ年計画を発表し、そういう原始的な問題は解決することになるかもしれないが、果たしてよくなるのか、それともアメリカと同じ道をたどることになるのか、なんだかイヤな予感がする。グローバルスタンダードはアメリカがその基準を押しつけてきているようで、実はけっこう中国との合意で決まっていることが多いらしい。つまり、アメリカと中国は意外なことにその面では一緒になって日本を窮地に陥れているともいえる。 そうなると、やがて中国の牛肉も「全頭検査してないけど輸入するんだったよな?こちらの市場をあてにするんだったらこの肉を買えよ」と、「グローバルスタンダード」で来ることがなければよいが。 だからアメリカの牛肉は危ない ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
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■【牛に鶏糞】鶏糞への肉骨粉混入率を30%程度とFDA要官が見積(=年間30万トンの肉骨粉が牛へ?)牛への鶏糞ごみ飼料=poultry litter について、全国食健連が主催したBSE講演会のジョン・スタウバーさんの資料に以下の件がありましたので、転載させていただきます。>毎年約100万トンの鶏の糞尿が牛に与えられている。鶏舎の床などから掃き集めるため、これに肉骨粉入りの飼料が混入している可能性は大きい。FDAのクロフォード長官代理は、肉骨粉の鶏糞への混入率を、30%程度と見積もっている。米......more
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パペットマぺットカエル 「うしくん。元気ないね。どうしたの?」うし 「みんながぼくを悪者あつかいするんだ。」カエル 「なんで?」うし 「ぼくを食べたら病気になるんだって。」カエル 「食べられなくていいじゃん。」うし 「でも、それはそれで寂しいもんだよ。カエルくんだってぼくが食べられるオチをつける話が出来ないじゃん。」カエル 「そりゃそーだ。ところで、うしくん出身どこ?」うし 「ほんとはアメリカ。 BORN IN USA。」カエル 「へー そうなんだ。だからかあ......more TBありがとうございます.記事を読ませていただいて奴隷とか年貢とかの言葉が頭をよぎりました.でも昔は,自分たちが食べる分だけ作らせていたのだろうけど,今の時代は,それを遥か海の向こうに売って儲けるためにそうしているのだから,なんとも嫌な気持ちになります. 初春を寿ぎここで一句。
再開で肉屋の笑顔に不信感
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