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憲法の平和主義--憲法について(1)
民主党の代表が代わって、憲法改正、とくに9条の平和主義を残しつつ2項を改正し、自衛権を明記、一定の軍備を持つことができるようにするという議論がいよいよ現実化してきた。前原代表の意見が、自民党と全く同じなのか、違うのか、そこはあまりよくわからないので、まだなんともいえないが、いずれにせよ、9条改正で再軍備宣言の方向にいま進もうとしているのは事実だろう。



しかし、実はこの見解そのものが矛盾しているように思われる。
それは、9条の平和主義を残して、軍備を持つ、という点である。

9条の平和主義というのは、軍備を持たないで平和を達成することを意味する。
この平和主義が現実的かどうかはあとで論じるとして、憲法は、軍備を持たずに他国との信頼関係を築くことによって平和を達成する、それを平和主義と考えているのである。だからこそ「崇高な理想と目的」なのであり、それを「全力をあげて達成する」からこそ「名誉ある地位」を占めることになるのである。軍隊をもつことによって平和を達成する、というのはどこの侵略者も口をそろえて言うことであり、何ら崇高でも名誉でもない。日本国憲法は戦争を禁止し、軍備の保持を禁止することだけでなく、「武力による威嚇」も禁止することからわかる。そういう手段を使って「国際紛争を解決」することを拒否しているのである。

だから、軍備を持つが平和主義は維持するというのは、およそ憲法を知らない者がいうことである。

それは、ちょうど「ガンジー主義に立った上で、暴力でイギリスにたちむかう」というのと同じである。
ガンジーは、もちろんイギリスに立ち向かい、インドを独立に導いたが、それを非暴力という方法で実現した。
非現実的と笑う人も多かっただろう。しかし、非現実的と笑う人が多いことをイギリスは北叟笑みながら望んだだろう。ガンジーが暴力に訴えるより、人の心に訴える不服従がもっとも強力な武器であることを知っていたし、イギリスもおそらく勘づいていただろうから。

ガンジーの方法が現実的かどうかを論ずるまでもなく現実化してしまったのだから認めざるを得ないとして、平和を実現する方法として、日本国憲法の平和主義は現実的なのだろうか。
多くの人が、丸腰で平和を守ることはできない。攻撃されたらどうするのか、という。

戸締りと同じなのか?
出かけるときに戸締りをするのと同じように、国家にとっての防犯のようなもので当り前だと言う人もいる。
しかし、泥棒の場合は、どこにいる人がいつ侵入するかわからないともいえる。しかし、戦争ではそういうことはない。どの国がどこにあるか、どのような態度であるか、すでにわかっている。例えていえば、同じクラスの生徒とケンカするようなものであり、予防は可能である。相手にたいしてナイフを構えた状態でびくびくしていても仲良くなんてできない。

武力による平和は非現実的
いままで軍備を持って平和がきたことはなかった。とくに第一次世界大戦では、軍事力の均衡で平和を維持しようとする方法では、一ヶ所の衝突が却って連鎖的に戦線を拡大することがわかった。
紛争が多発する点では、世界有数の地域といえる中南米で、軍備を持たずに平和を実現しつつあるコスタリカの例があるから、憲法9条は現実的である。というより、軍備を持つ平和があまりに非現実的なのだ。

ただし、非武装に向けては、絶え間ない努力が必要
いきなり丸腰になることはなかなか難しい。コスタリカの状態に達するまでは相当な時間がかかるだろう。しかし、相手の出方を見ながら相互に軍縮を行うのは難しくない。例えば現在日本とアメリカが東アジアにおく軍備、能力から考えて、日本は軍事的に突出した存在といえる。軍備の縮小と平和への努力を怠っているのはむしろ日本、アメリカの側といえる。
そうやって軍事的に突出しながら、他国の危険性を訴えてみても仕方がない。他国から見ればむしろ日本の方がはるかに危険に見えるだろう。
「危険な国」というものは存在しない、こちらの出方次第で安全にも危険にもなりうる。他国が永久不変に侵略的であると宣伝するのは、侵略者の常套手段だ。軍備を縮小しつつ、過去の侵略戦争への明確な総括が行われれば、他国の出方は変わってくる。

再度、憲法を本当に生かしてみよう
いままで日本国憲法の理想をどの程度実現しようとがんばったのか。「崇高な目的と理念」の達成のためにどの程度の努力をしたのか。日本国憲法はふるい憲法でも非現実的でもなく、むしろこれからの憲法といえる。
そうすることによって平和、環境、人権に貢献できるだけでなく、「日本人は表向き立派なことをいいながら裏で全く逆のことをする信用できないやつらだ」と思われることなく、まさに「名誉ある地位」を得ることができると思う。



9条を守ろう!ブロガーズリンクに賛同しました。13番目らしいです



※ コメントをいただいてありがとうございます。
 コスタリカへの評価はなかなか難しいものがあり、完全非武装を100点とすると、「コスタリカは100点ではない」という方が非常に多いのですが、30点の日本が80点以上のコスタリカの悪口はなかなか言えないと思います。
 日本もいきなり100点にすることはできないとしても、30点を40点、もしくは50点くらいにする努力をすればよいのではと思います。このようなことを書くと、すぐに「丸腰でどうやって守る」という反論が出ますが、明日いきなり完全非武装にするといっているわけではありません。平和というのは自国だけでなく相手国もあるので、日本が今後50点、60点となっていけば、相手の出方も変わります。今日本が30点から20点、10点に向かっていっている以上、緊張が高まる可能性が出てきますからいっそう平和は遠のくことでしょう。


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by luxemburg | 2005-09-24 09:36 | 憲法
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